外国人が日本の不動産を購入する一般的な流れ

  • STEP 1. 予算の決定と物件の選定(予算の確認とエリアの限定)

    購入可能な予算を決め、希望するエリアや物件の条件を整理し、不動産情報を収集します。

    主な費用:

    • 仲介手数料:購入価格の3% + 6万円(+消費税)
    • 登記費用:所有権移転登記の登録免許税および司法書士費用
    • 印紙税:売買契約書に貼付する印紙税
    • 不動産取得税:購入後に発生する税金

    ポイント:

    • 自己資金とローン可能額を確認する。
    • ローンを利用する場合、日本国内の金融機関の条件(永住権または長期ビザの必要性)を確認する。
  • STEP 2. 不動産会社への問い合わせ・相談

    信頼できる不動産会社を探し、相談を行います。

    • 当社のように外国語対応の不動産会社を選ぶとスムーズに進められます。
  • STEP 3. 物件の現地視察

    気に入った物件が見つかったら、内見を予約します。

    • 実際に物件の状況や周辺環境を確認する。
  • STEP 4. 購入申込の提出

    購入を希望する場合、購入申込書を提出します。

    • 同時に購入条件(価格・引渡し時期など)の交渉も可能。
  • STEP 5. 契約前の重要事項説明

    契約当日、宅地建物取引士が重要事項説明書や売買契約書の内容を詳しく説明し、契約を締結します。

    • 当社で契約する場合は、当社の宅地建物取引士が説明を行います。
    • 疑問点を明確にし、十分に理解した上で署名する。
  • STEP 6. 売買契約の締結

    売主と売買契約を締結し、手付金(通常は物件価格の5%~10%)を支払います。

    契約締結時には、通訳者を同伴することを推奨します。

  • STEP 7. 住宅ローンの申請(必要な場合)

    ローンを利用する場合は、金融機関に申請します。

    • 外国人の場合、通常は日本の永住権または就労ビザが必要。
  • STEP 8. 残代金の支払いと引渡し

    契約に基づき残代金を支払います。

    • 所有権移転登記が完了すると、正式に物件の所有者となる。
  • STEP 9. 税金と管理費の支払い

    購入後、不動産取得税や固定資産税の支払いが必要です。マンションの場合は管理費や修繕積立金も発生します。

    • 不動産取得税(購入後約半年以内に納付通知が届く)
    • 固定資産税・都市計画税(毎年支払い)
    • 管理費・修繕積立金(マンションの場合)
    • 管理会社を通じて定期的に支払いを行う。
    • 引越し・住民登録(居住用物件の場合)
    • 日本に居住する場合、住民票の住所変更手続きが必要。
  • STEP 10. アフターサポート

    物件に関するアフターサービスが必要な場合は、不動産会社や管理会社に相談できます。